日常の相談と、外出先での通訳を頼む相手を決められます。ミャンマー人材を紹介しているという案内だけで、ミャンマー語の生活相談も頼めるとは判断しません。
「採用国」と「相談に使える言語」を分ける
本人には、勤務や体調について話しやすい言語を聞いてください。支援の基準では、相談は本人が十分に理解できる言語で行うことが求められます。国籍の欄だけで相談言語を決めないことが大切です。
公式サイトでは、採用する国の案内、書類の翻訳、本人の相談対応を分けて読みます。翻訳サービスの記載だけでは、電話で話せる担当者がいるかまでは分かりません。
| 掲載機関 | 公式に確認できること | 追加で聞くこと |
|---|---|---|
| 株式会社KMT | 社内でミャンマー語に対応 | 勤務後の担当者 |
| サポート行政書士法人 | 外国人スタッフ在籍・ミャンマー語対応 | 相談回数と対応時間 |
| ホワイトローズインターナショナル | ミャンマー人材の母国語での面接・生活説明 | 日常相談と通院の担当者 |
この表は対応の根拠を比べたものです。在籍の記載があっても、専任や常駐を約束するものではありません。登録支援機関の一覧で所在地も確かめます。
職場への不満は、本人が直接話せるようにする
上司や同僚を通さない連絡方法を決めてください。相談相手に同僚が同席していると、仕事上の不満や体調を伝えにくい場合があります。
契約前には、本人からの連絡を誰が受けるか、会社へ何を報告するかを聞きます。相談内容を職場全体へ転送する運用なら、共有する相手を決め直してください。
必要な支援の確認と合わせて、本人に渡す連絡先を用意します。
日勤と夜勤がある会社では、同じ窓口で足りる?
例として、仮に4名を採用し、日勤と夜勤に分かれる会社を考えます。日勤の人が使える窓口でも、夜勤後は閉まっているかもしれません。
この場合は、本人ごとの勤務表を示します。日勤の相談先、夜勤後の相談先、急な事故の連絡先をそれぞれ答えてもらってください。まとめて「対応可能」と言われても、連絡できる時間が分からなければ決められません。
とくに交代勤務がある職場は、介護分野で受入れ前に決めることも参考に、会社側の夜勤責任者との連絡順を決めます。
月額と同行費を、別の仕事として比べる
サポート行政書士法人の公表支援費は月1万6,500円から(税区分は要確認)です。また、相談対応には月ごとの上限回数を設定と案内しています。契約では上限を超えた場合も必要な相談を受けられるか、その方法と費用を聞きます。
ホワイトローズインターナショナルは、医療機関の通訳・同行を1回2万〜3万円(税区分は要確認)と公表しています。交通費は別料金で、人数や会社の規模などに応じて調整する目安です。
これらは同じ仕事の値段ではありません。月額支援と単発の同行を、そのまま安い順に並べないでください。費用の比べ方に沿って、必要な仕事をそろえます。
契約を保留するのはどんなとき?
相談のたびに社内の同僚へ頼むしかない場合や、担当者が休む日の代わりが決まらない場合は、体制の説明を求めます。本人が直接話せる方法が決まるまで、契約を急がないでください。
次にやること
- 本人が話しやすい言語と、勤務後に連絡できる時間を聞きます。
- 通常相談と通院同行を分けて、担当者・回数・費用を確認します。
- 本人と会社の双方へ、相談先と緊急時の連絡順を渡します。