比較で決めたいのは、勤務先と住まいへ誰が来るかです。都内に事務所があるというだけでは、担当者の出発地や訪問の条件までは分かりません。
東京所在と東京への訪問対応を分ける
登録簿の住所は、候補を探す手がかりです。訪問できる範囲は、機関の公式案内と見積もりで確認します。
2026年10月15日版の登録簿で住所が東京都の機関は2,381件です。掲載機関の一覧で東京都として載るのは10機関です。対象が違うため、掲載数を都内全体の数として使わないでください。
契約直前には、登録簿の確認方法で現在の登録情報を確認します。以下は公式記載を確認できた料金の比較例です。
中央区と国立市の料金をどう読む?
どちらも税込の月額ですが、含む仕事が違います。安い数字だけで決めず、必要な訪問を足してください。
| 機関・公式の所在地 | 月額の公表額 | 訪問・追加支援 |
|---|---|---|
| ジャパンブリッジ行政書士法人・中央区八重洲 | 2万2,000円(税込) | 交通費等込み |
| 行政書士法人Tree・国立市 | 1万780円(税込) | 追加支援は1時間5,500円(税込) |
ジャパンブリッジは交通費等を月額に含むと案内しています。八王子や青梅の勤務地でも同じ条件か、住所を入れた見積書で確かめてください。
Treeは対面が必要な場面に出張できると案内しています。ただし、基本料ですべての支援を受けられるわけではありません。訪問する仕事の時間料金と移動費を、別々に聞きます。
区内と多摩の料金差を地域名だけで決めることはできません。「多摩だから追加料金なし」とも「区外だから必ず高い」とも読み替えないでください。
採用人数を入れると年間の支援料はいくら?
例として、仮に3名を12か月支援してもらうなら、ジャパンブリッジの公表月額で計算した支援料は79万2,000円です。月額、人数、契約月数を掛けた小計です。
在留資格の申請も頼む場合は、公表されている外国人あたり12万円(税込)を別に検討します。申請が必要な人を分けて伝えてください。採用済みの人と海外から来る人をまとめて同じ初期費用にしないことが大切です。
全体の見積もりは、費用相場と見積書の読み方の費目にそろえます。公表額の小計を採用費用の総額とは考えないでください。
勤務地が区内、住まいが多摩なら?
職場への面談と、住まいに関する支援を分けて依頼します。担当者が本社に来られても、休日に住まいへ来られるとは限りません。
次の文なら、訪問先を具体的に伝えられます。
勤務地は新宿区、住まいは八王子市を予定しています。本人が理解できる言語での相談、役所への同行、定期的な面談を頼みたいです。訪問元の拠点と、月額に入る交通費・追加料金を教えてください。
これは住所の組合せを示す仮の例です。実際の市区町村と勤務時間へ置き換えてください。必要な仕事は、義務的な支援の内容で確認できます。
契約を保留したほうがよい場合は?
勤務地を伝えても、訪問担当者と追加料金が決まらない場合です。電話対応ができることと、必要な場所に人が来ることを分けて確かめます。
通常の相談と夜間の急な相談も、同じ条件とは限りません。予定する勤務時間で本人が連絡できる窓口を聞いてから決めてください。
次にやること
- 勤務地と住まいを市区町村まで書き、希望する訪問を伝えます。
- 月額、追加支援、交通費、申請費を分けた税込見積もりを取ります。
- 多摩の訪問と夜間連絡の担当者を契約前に決めます。