登録支援機関は、特定技能で働く外国人の生活や仕事の相談を、会社に代わって支える機関です。事前ガイダンス・生活オリエンテーション・相談対応・本人との定期面談は、本人が十分に理解できる言語で行う決まりです。十分に理解できる言語は、母国語に限らないが、内容を余すことなく理解できる言語とされています。言語が合うかどうかが、最初の条件になります。
鹿児島の登録数と、その内訳
2026年10月15日版の登録簿で、住所が鹿児島県の機関は82件です。名称で分けると、株式会社が34件、協同組合が29件、行政書士が4件です。
株式会社と協同組合が近い数です。組合に頼むなら、加入が要るかを聞きます。
2024年1月1日以降に登録された機関は33件です。登録が今も有効かは、登録簿の確認方法で確かめます。
※ 登録簿の住所は本部の所在地です。鹿児島市に住所があっても、離島の勤務地まで来てくれるとは限りません。
県内の掲載機関は、言語と分野をはっきり書いている
会社一覧には、鹿児島県に住所がある機関が1社あります。INTS株式会社(鹿児島県薩摩川内市)です。
| 条件 | 公式の記載 |
|---|---|
| 月額 | 1名あたり月3万円(税別) |
| 言語 | インドネシア語が中心。ベトナム語の通訳は外部委託で、ほかの言語は対応なし |
| 分野 | 工業製品製造業と、飲食料品製造業・外食業のみで、ほかの分野は支援実績なし |
対応できない範囲まで書かれているので、合うかどうかをすぐ判断できます。インドネシアの人を、製造や食品・外食で雇うなら、候補に入ります。介護や農業なら、この機関は外して探します。
ベトナム語の通訳は外部委託と書かれています。ベトナムの人なら、通訳がつく場面と、その費用が月額に入るかを聞きます。
鹿児島を対応地域に書く県外の機関
株式会社M(埼玉県熊谷市)は、九州(福岡・鹿児島)を対応地域に記載しています。料金は、1人から月〜3万円などの人数別です。ただし、税の表示と、1人分か全員分かの記載がありません。
県外の機関では、通訳がオンラインか、来てくれるかも聞きます。言語ごとの探し方は、インドネシア語で頼める支援機関やベトナム語で頼める支援機関で確認できます。
例:5名を1年間、INTSに頼むと
仮に、5名を12か月とします。公式の税別の月額で計算すると、次のとおりです。
- 月額
- 1名あたり月3万円(税別) × 5名 × 12か月
※ 消費税は含みません。詳細は別途見積もりと案内されています。
INTSは、人数に応じた割引は相談と案内しています。5名以上なら、人数での割引があるかを見積もりで聞きます。
見積書の項目の読み方は、委託料の相場と見積もりで確認できます。
比較を止めるべき場合は?
本人の母国語に対応しているか、書面で確かめないまま比べるのはやめます。言語が合わないと、必要な説明や相談ができないためです。
仕事の分野が、機関の対応分野に入っているか分からない場合も保留します。分野の名前を伝えて、受けられるかを先に聞きます。
次にやること
- 雇う人の母国語と、仕事の分野を書き出します。
- 候補の機関に、その言語で誰が対応するか(社内か外部委託か)を聞きます。
- 言語と分野が合う機関だけで、税込の見積もりを並べます。