採用予定者の試験を手伝う会社向けです。受験日だけでなく、予約の締切と結果を受け取る日まで確認すると、入社の準備を進めやすくなります。
予約する前に、試験が必要か確かめる
特定技能1号では原則として日本語試験と、働く分野の技能試験に合格する必要があります。すでに持っている合格証明や、技能実習の修了資料を先に確認してください。
技能実習2号を良好に修了した人は試験免除があります。ただし、別の分野で働く場合は、その分野の技能試験に合格する必要があります。元の仕事と採用後の仕事の対応を確かめます。
介護は、一般の日本語に加え、介護特定技能評価試験の技能・日本語の案内を見ます。免除される試験も採用経路で変わるため、介護の試験と免除条件を確認してください。
「日本語に受かった」と聞くだけでは足りません。試験名、級や判定結果、本人の氏名を、合格を示す書類で確かめます。
分野・受験国・申込先を対応させる
出発点は、入管庁の特定技能に関する試験情報です。分野の欄から、試験を行う団体へ進みます。入管庁も、実施団体の情報のほうが新しい場合があると案内しています。
| 受けるもの | 日程と申込先 | 最初に選ぶ条件 |
|---|---|---|
| JFT-Basic | プロメトリックの専用ページ | 受験国と会場 |
| 日本語能力試験(JLPT) | 日本語能力試験の公式案内 | 受験国と実施回 |
| 分野の技能試験 | 入管庁の試験一覧から実施団体へ | 分野、1号・2号、受験国 |
JFT-Basicは、生活で使う日本語の力を測る試験です。パソコンで答える方式を「CBT」と呼びます。技能試験でもこの方式がありますが、同じ会場で受けられても、予約が一緒になるわけではありません。
製造業で採用するなら、製造分野の業務区分と試験を先に確認します。会社名や工場名だけで試験を選ばず、本人が担当する仕事に合わせてください。
受付期間と試験日ごとの締切は別
全体の受付期間に入っていても、希望日の締切を過ぎていたり、満席だったりすれば予約できません。
JFT-Basicの日本での次の実施分は、次の予定です。ほかの国や技能試験に、この日程を流用しないでください。
| 確かめるもの | 公式の予定 |
|---|---|
| 予約受付期間 | 2026年11月25日午前10時頃(日本時間)〜2027年1月12日 |
| 試験実施期間 | 2026年12月1日〜2027年1月15日 |
会場ごとの実施日は、この期間内で異なります。空席は予約画面で確認し、合う会場がなければ、通える別会場か別日を選びます。
JFT-Basicの通常の予約・変更締切は、試験日の3営業日前の23:59(日本時間)です。土日・日本の祝日の試験は4営業日前の23:59(日本時間)です。営業日は土日・日本の祝日・年末年始休業を除く日なので、単純にカレンダーの日数を引かないでください。受付期間の終了もあるため、両方を見て早いほうまでに手続きします。
IDを作ってから、試験ごとに予約する
本人確認に使う書類を用意してから、本人と一緒に入力します。プロメトリックの試験で共通のIDを使えます。既に持っていれば、そのIDを使い、作り直さないでください。
- 1本人の情報をそろえる国籍、受験国、本人確認書類、受信できるメールを確認します
- 2必要なIDを用意する本人確認書類どおりに登録し、本人が管理します
- 3試験を選んで予約する科目、国、会場、日付を選び、支払いと確認書の取得まで進めます
試験により、受験料、支払方法、使える本人確認書類は受験国で違います。別の国の案内を見て支払わず、プロメトリックの予約手順から、その国の条件へ進んでください。
JFT-Basicでは当日は本人確認書類と確認書の提示が必要です。本人確認書類は原本が必要で、コピーは使えません。予約した名前と書類の名前が合うかも、申し込む前に確かめます。
仮の例:候補者ごとに足りない準備が違う
仮に、採用予定者4名の受験準備を担当するとします。同じ採用先でも、一括で同じ試験を予約しないでください。
- 必要な日本語の合格証明を持つ人は、その水準が分野の条件を満たすか確認します。満たすなら、残る技能試験を探します。
- 技能実習を修了した人は、試験の免除が使えるかを先に確認します。
- パスポート情報が更新された人は、登録情報と本人確認書類を合わせてから予約します。
- 両方の試験が必要な人は、日本語と技能の受験日・予約状況を別々に残します。
会社が持つ予定表には、「受験予定」だけでなく、試験名、会場、予約完了、結果の取得まで書きます。本人のパスワードを共有する必要はありません。会社は、準備がどこまで済んだかを本人に確認します。
不合格や日程変更があったら?
JFT-Basicは予約後のキャンセルはできません。変更は受付期限内で、空席がある場合に限られます。別日が取れると決まる前に、旅行や移動の予約を追加しないでください。
不合格でも、すぐ同じ試験を受け直せるとは限りません。JFT-Basicでは試験の翌日から45日間、同じ試験を受けられません。再受験までの日数は試験ごとに確認し、入社予定にも余裕を持たせます。
JFT-Basicの結果通知書は受験後5営業日以内に確認できます。試験終了時に結果を見ただけで終わらず、申請に使う結果通知書を取得してください。
合格したら働き始めてよい?
試験に合格しても、在留資格の許可が保証されるわけではありません。試験、雇用契約、在留資格の申請は別の段階です。
会社は、受入れ手順と働き始めるまでの期間に沿って、書類や支援の準備を進めます。登録支援機関の一覧から委託先を探すなら、予約の補助、通訳、生活支援のうち何を頼むかを分けて聞いてください。
次にやること
- 本人の合格証明と技能実習の資料から、残る試験を決めます。
- 実施団体の案内で、受験国・会場・受付期限・本人確認書類を確認します。
- 日本語と技能の予約を別々に管理し、結果通知書を受け取る日まで予定に入れます。